HISTORY 競技
日本女子オープンがJGA主催に
1971年、主催者が
TBSからJGAとなる
日本女子オープンゴルフ選手権は1968(昭和43)年、TBS女子オープンゴルフ競技として始った。1970年まで3年連続でTBSの主催、JGAの後援により、TBS越谷ゴルフ倶楽部(現・KOSHIGAYA GOLF CLUB)で開催されてきたが、主催者(TBS)側が「一私企業の主催にとどめるべきではない」と賛同したことを受けて、1971年から日本ゴルフ協会が主催する「日本女子オープンゴルフ選手権」となった。
JGA主催による初めての日本女子オープンゴルフ選手権は、1971年11月10日から12日の3日間、大利根カントリークラブ西コース(6397Yards、Par72)で開催された。この大会の賞金総額は202万円、優勝賞金は50万円。優勝は樋口久子で、第1回大会からの4連覇であった。
1971年の日本女子オープンゴルフ選手権で優勝(4連覇)した樋口久子。樋口はこの大会の記録となる通算8勝を挙げている
JGA創立100周年の記念大会も
大利根CC西コースで開催
日本ゴルフ協会創立100周年となる2024年日本女子オープンゴルフ選手権は、9月26日~29日にJGA初主催であった1971年と同じ、大利根カントリークラブ西コースで開催された。賞金総額1億5,000万円、優勝賞金は3,000万円である。
大利根カントリークラブでは、2010年に東コースでも日本女子オープンゴルフ選手権が開催されており、宮里美香が優勝している。
1971年日本女子オープンゴルフ選手権主な成績
@=アマチュア
1R | 2R | 3R | Total | 賞金(円) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 樋口 久子 | 74 | 72 | 75 | 221 | 500000 |
2 | @藩 玉華 | 74 | 76 | 78 | 228 | 0 |
3 | @ドモン ジョアン | 79 | 77 | 77 | 233 | 0 |
4 | 坂本 美代子 | 80 | 75 | 79 | 234 | 300000 |
5 | 山崎 小夜子 | 79 | 82 | 74 | 235 | 200000 |
6T | 岡田 美智子 | 77 | 80 | 79 | 236 | 125000 |
6T | 石井 美和子 | 79 | 77 | 80 | 236 | 125000 |
8T | 佐々木 マサ子 | 81 | 78 | 78 | 237 | 80000 |
8T | @小林 和子 | 76 | 79 | 82 | 237 | 0 |
10T | 大場 藤子 | 77 | 79 | 82 | 238 | 60000 |
10T | 小林 法子 | 80 | 77 | 81 | 238 | 60000 |
10T | 荒川 百合子 | 79 | 80 | 79 | 238 | 60000 |
大利根カントリークラブ西コース、6,397Yards Par72(36,36)
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